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7月14日フランス革命記念日についてさくっと知る~色々トリビア付き~

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今日、7月14日はフランス革命記念日です。
フランス国民にとって、忘れられない特別な日。「フランス革命記念日」とは、どんな日なのでしょうか。
知っておけばいつかドヤ顔ができる(たぶん)トリビアとともにお届けします。

フランス革命記念日は「フランス革命が始まった日!」・・ではない。

間違えやすいのですが、「フランス革命記念日」として国家的な式典が行われるこの「7月14日」は、フランス革命が始まったとされる日、ではありません。

フランス革命をいつからいつまでに定義するか、ということは学者、研究者の中で議論が重ねられており、諸説あるものの現在では 1789年5月5日 とされています。

ジュリエット
ジュリエット
5月5日?子供の日ですがな!

そう、日本ではこどもの日。・・ですがフランスではこの5月5日こそ、フランス革命の始まった日、とされています。

では、5月5日って何があった日なのでしょう?

5月5日は三部会が開催された日!

5月5日は三部会が開催された日です。

三部会とは、第一身分(聖職者)、第二身分(王侯貴族)、第三身分(平民)がそれぞれの代表(議員)を選出して、国の重要な課題を話し合う会議。

巨額の大赤字を抱えるフランス宮廷は、財源を補うために増税を提案。

この日、三部会ではその「税」を「いったい誰が払うのか」ということが話合わせるものの・・事態は大紛糾。収拾がつかない事態に、特権階級の人々は民衆たちの代表を三部会から締め出すという暴挙にでます。

ジュリエット
ジュリエット
第一身分と第二身分は税を払わない特権階級だったから、これからも払いたくなかったのよね
スザンヌ
スザンヌ
悪天候で不作だったこの年、民衆の生活苦はさらに増し、これ以上の税なんて出せない状況だったんだよね

しかも、ヴェルサイユ宮殿では王侯貴族に節約、倹約を訴えていた財務長官、ネッケルが罷免・・!民衆は危機にさらされます。

オリヴィア
オリヴィア
ヴェルサイユの赤字なんだからヴェルサイユが節約するってまっとうでしかないはずなんだけど・・
ジュリエット
ジュリエット
このままじゃ無理やり増税させられるの?もう生きることすらできない!

この「危機」を前に、民衆が一斉に蜂起します。その日こそが、7月14日です。

フランス革命前夜をかんたんにまとめた記事はこちら↓

フランス革命をわかりやすく理解する~難しいこと抜き!バージョン~その1難しいこと抜きでとりあえず理解するフランス革命。革命前夜までをQ&A形式でやさしくお伝えします。...

7月14日、バスティーユ牢獄が民衆の手で陥落

勢いをつけた民衆たちを威嚇すべく、パリには軍隊が派遣されました。これに対し、民衆はひるむことなく、戦いの姿勢を取ります。

この日の朝。民衆たちは武器を求めて廃兵院(アンヴァリッド)、ついで倉庫に弾薬を保管していたバスティーユ牢獄を襲撃します。その民衆の数は7千とも、5万とも言われています。

民衆たちはついに軍隊と衝突。血で血を洗う戦いが火ぶたを切って落とされたのです。

その後、民衆たちはバスティーユを陥落させ、この時点での「勝利」を収めますが、それはその後10年続く、無数の死傷者を道連れにする「自由と権利」への戦いの扉を開けたことになったのです。

ジュリエット
ジュリエット
バスティーユ牢獄は特権階級に不当逮捕された民衆が収監されている場所でもあったの。
オリヴィア
オリヴィア
特権階級の卑劣さの象徴みたいな一面があったのさ。民衆の手でつぶした、っていうのが深い!
スザンヌ
スザンヌ
やってやったぜ!!ってところだね

民衆はバスティーユから武器を奪い、さらに囚人となっていた民衆も解放しました。特権階級の目にモノくれる出来事となったのでした。

現在の7月14日はパレードにダンス・・パリはお祭り騒ぎ!

現在では7月14日には、シャンゼリゼ通りは赤、青、白の鮮やかなトリコロールは無数が飾られ、華やかな軍事パレードが行われます。

その他、街ではダンスパーティ、夜には花火が打ち上げられ、厳粛なお祭り騒ぎといったところ。

現在ではフランスの軍事力をアピールするイベントとしても位置付けられているのだとか。

オリヴィア
オリヴィア
時代を経て在り方もちょっと変わったのね

7月14日の「お祭り」は、もともと行われていた

お祭り気分すぎる?革命記念日ですが、じつはこの7月14日という日は、もともと「フランス連盟祭」というお祭りの日だったのです。

バスティーユ襲撃の記念すべき日・・ということでもあるのですが、フランス国民からすると、もともとあったお祭りの日にバスティーユ襲撃の日が重なったという感じらしいです。

スザンヌ
スザンヌ
え!そうだったの~

 

変化・進化し続ける「フランス革命記念日」

フランス革命記念日のパレードの場所は、以前はバスティーユ広場やレピュブリック広場など、様々な場所で行われてきましたが、現在はシャンゼリゼ通りで行われ、慣例化しています。

また、1994年に仏独友好の証としてドイツ軍がパレードに初参加。以降、EU加盟国の部隊が次々と参加。

さらに、2010年にはアフリカの国々も参加し、国際的で友好的な軍事パレードへと発展しました。

やっぱりテーマになるのは・・お国の「倹約」

パレードのあと、大統領府である「エリゼ宮」のガーデンパーティが恒例となっていましたが、当時のサルコジ大統領がフランスの経済状態を考慮し、このパーティを廃止することを決定しました。

ヴェルサイユの王侯貴族による巨額の浪費が発端となったフランス革命。

さすがに現在でも同じ過ちを犯していると思われてはたまりませんね。

オリヴィア
オリヴィア
フランス革命記念日にまたフランス革命が起きるよ・・

 

7月14日。

この日はパリを中心に、フランスに三色旗があふれ、街にはフランス革命のときに自然に生まれた国歌「ラ・マルセイエーズ」が聞こえることでしょう。

ジュリエット
ジュリエット
それに、ワインとチーズも・・!
スザンヌ
スザンヌ
ショコラも一緒に・・!

 

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