まったり観る

肖像画で見るデュ・バリー夫人

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年代不明。可愛らしいデュ・バリー夫人の作品2点

エッチングという銅版彫刻で描かれたデュ・バリー夫人。
二つともよく似ています。

スザンヌ
スザンヌ
ちょっとレア?モノクロのデュ・バリー夫人だね!
(出典:Metropolitan Museum of Art)
(出典:WikimediaCommons)

 

上の作品は1760-90年の間のもの、下の作品は1770-1780年の間のもの、とされています。(※資料には1760-90となっているのですが、デュバリー夫人がヴェルサイユに来た年代と考えると1769年以前は考えられないと思います…が一応資料の掲示通りで記入しています。1769-90の方がいい…はず)

特に上の作品はフランソワ=ユベール・ドルーエ(次に出てきます!)の作品を模写したもの、とされています。

制作の推定年代にかなり幅があり、さらにどちらも似た作品であることから下の作品も模写の可能性が考えられるでしょう。

顔の向きが逆なだけで、服装もそっくりですね。

どちらの作品も、エッチングの作者が直接デュ・バリー夫人に会って作ったのではなく、肖像画家の作品から作り上げたと考えられます。

それでは、肖像画を見てみましょう。

ルイ15世との出会い。公妾としてヴェルサイユ入りした頃

(出典:Wikimedeia Commons/François-Hubert Drouais, Portrait de la comtesse Du Barry en Flore )
オリヴィア
オリヴィア
あら可愛い!

こちらは1769年の作品。
まさに、ルイ15世と引き合わされた年です。

「娼婦同然」の生活から国王の寵姫へ。
ヴェルサイユの貴婦人としての生活をスタートさせ、新たな人生が始まった年。

この時デュ・バリー夫人は26歳。

まさに美しさの頂点にあったことでしょう。

(出典:Wikimedeia Commons/ François-Hubert Drouais)

 

こちらは翌年の1770年の作品。

上記2作品はどちらも同じ作者、フランソワ=ユベール・ドルーエによるものです。
弓形の眉に、大きめの二重は、アンニュイで柔らかい印象に満ちています。

オリヴィア
オリヴィア
とてもアントワネットとバチバチするようには見えない…

漫画や演劇では意地悪で嫌な女というイメージが強いデュ・バリー夫人。
肖像画からはとてもそんなイメージは湧きませんね。

実際、優しく美しかった、という評価もあったようです。

スザンヌ
スザンヌ
そういう女が一番怖いのよ・・・
ちなみにこの頃、アントワネットは…

この頃。時を同じくして、アントワネットの運命も動き出していました。

1769年、ルイ15世は王太子ルイ・オーギュストとアントワネットとの結婚を、正式にオーストリアに申し込むのです。
さらに翌年1770年。アントワネットはヴェルサイユで結婚式を上げました。

宿敵の二人は、ほぼ同時にヴェルサイユにやってきたのでした。

スザンヌ
スザンヌ
おぉ、なんという因縁…

口を聞く、聞かないバトルなんてまだかわいいもの。
後年、デュ・バリー夫人はあの「首飾り事件」の首飾りを残してヴェルサイユを去るのだから、アントワネットからしたら本当に宿敵の相性だったのでしょうね。

ジュリエット
ジュリエット
おお、こわこわ。
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