まったり観る

肖像画で見るマリー・アントワネット2~王太子妃時代~

【スポンサーリンク】
肖像画で見るアントワネット、第二回目はヴェルサイユの王太子妃時代です。
フランスの肖像画の描がき方の違いや、ドレスの変化などにも注目です!

ついにヴェルサイユにやってきたアントワネット。若干14歳の少女はヴェルサイユ宮殿で王太子妃となります。見知らぬ国、見知らぬ人々、見知らぬ習慣・・・初めてのものだらけに囲まれたアントワネットは、どんな成長をとげていくのでしょうか・・・。

肖像画で見るマリー・アントワネット3~お騒がせ王妃時代(前編)~ 1774年。ルイ16世の戴冠にともない、マリー・アントワネットはフランス王妃になりました。 ついにブルボン王朝の貴婦人の頂...

15歳。デュ・バリー夫人とバチバチやってた頃

(出典:Wikimedia Commons/Marie Antoinette in hunting attire, 1771, by Joseph Krantzinger)
ジュリエット
ジュリエット
狩りの服装。ボーイッシュで新鮮!

ヴェルサイユに来てほどなく、アントワネットはさっそくトラブルに巻き込まれてしまいます。それはかの有名なデュ・バリー夫人との口を聞く、聞かないバトル。

わがままでありながら類まれな気品を持つ生粋の王族アントワネットと、場末からダイナマイトバディを武器にのし上がったデュ・バリー夫人。

二人の「バトル」は周囲の貴婦人たちのみならず、マリア・テレジアやルイ15世まで巻き込んだとんだ騒ぎにまで発展。

終結するのに約1年半を費やすという笑えるような笑えないバトルとなりました。

(出典:Wikimedia Commons/1771, by Joseph Krantzinger)

この頃、王太子との仲は相変わらずしっくり来ず、ヴェルサイユのあれこれ厳しいしきたり“エチケット”にもとまどうばかり。フランス語もおぼつかなかったアントワネット。

その中で一回り、12歳も年上のデュ・バリー夫人と競り合うのだから、なんと気丈な少女だったのでしょう。

スザンヌ
スザンヌ
ベルサイユのばらでオスカルに「なんという誇り高い人だ・・・」って言われてたやつね
ジュリエット
ジュリエット
エピソードを細かく見ていくとね、アントワネットはふわ~っとした雰囲気でもすごくしっかりしてるんだよね

アントワネットが王家の人間としての気品と気高さを見せるエピソードはこれのみならず。彼女の誇り高さを物語るエピソードは終生見つけることができるのです。そのお話はまたのちほど・・・。

 

17歳。パリ市民からの大歓迎。国中から愛されていた頃

1773年。アントワネットは王太子とパリを訪問し、市民から熱狂的な歓迎を受けたといいます。

先代、先々代と国王は妃の他に「寵姫」(愛妾)を持ち、王妃はまるで日陰の存在でした。正式な王妃ではない女性が堂々と表に立つ宮廷に辟易していた市民たちは、華やかさと美しさを持つアントワネットに、それまでの王妃にはない存在感を感じ熱狂したといいます。

(出典:Wikimedia Commons/1773, by François-Hubert Drouais)
オリヴィア
オリヴィア
筆のタッチが柔らかくなってきたね。ロココの雰囲気が出てきた!
神話の女神風アントワネット
(出典:Wikimedia Commons/Madame la Dauphine Marie Antoinette as Hebe, 1773, by François-Hubert Drouais)

こちらはギリシア神話の女神「Hebe(ヘーベ―)」風のアントワネット。
ヘーベ―とは全知全能の神ゼウスの娘で、青春を司る女神です。

手に持つ酒壺は永遠の若さを保つ“神酒”(ネクタール)。左側にいるのはゼウスの鷹です。

スザンヌ
スザンヌ
濃いめのチークがちょっとかわいい

18歳。夫との溝は埋まらないまま、運命の出会いへ…。

(出典:Wikimedia Commons/1774, by Lié Louis Périn-Salbreux)

1774年。アントワネットは離宮プチ・トリアノンを与えられます。後に運命の恋人となるフェルセンとの愛の園です。

そしてまさにこの年、フェルセンはヴェルサイユにやって来たのでした。
やがてアントワネットとフェルセンは互いを引き寄せ合うように恋に落ちていきます。

まるで運命の渦に巻き込まれていくように、いくつもの試練が襲い掛かかってくることに、この頃はまだ気づいていなかったことでしょう。
あまりにも美しく華麗なヴェルサイユでは、腹黒い策略すらもまばゆさにかき消されてしまったに違いありません・・・。

ジュリエット
ジュリエット
次回、波乱万丈過ぎ「肖像画で見るマリー・アントワネット3~お騒がせ王妃時代(前編)~」お楽しみに!
オリヴィア
オリヴィア
ファッションから人間関係までどかーんとえらいことになりますえ!
次回に行く前に・・ヴェルサイユの人々をさらっとおさらい☆
もっと知りたい!ヴェルサイユの宮廷人~ブルボン王朝/王様編~ 華やかなヴェルサイユに生きた人々。その人柄や人間関係を知っておくと、歴史小説や映画ももっと楽しくなりますよ! ヴェルサ...
もっと知りたい!ヴェルサイユの宮廷人~ブルボン王朝/王侯貴族編①~ ヴェルサイユの宮廷人をいろいろな角度からもっとよく知るコーナー。 今回はアントワネットを中心に“王様”以外の王侯貴族、家族...
もっと知りたい!ヴェルサイユの宮廷人~ブルボン王朝/王侯貴族編②~ ヴェルサイユの宮廷人。今回はちょっと個性強めな方々です。さらに宮廷人ではないけれど関係の深かった、これまたクセ強めな方々をご...
こちらもおすすめ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA