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フランス革命をわかりやすく理解する~難しいこと抜き!バージョン~その1

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「フランス革命」というタイトルだけで大学教授が執筆した難しい書籍がたくさんあるのを知っていながらあえて「フランス革命」をざっくりした構成でわかりやすく理解しようというこの企画。

◎学生のころ勉強したことは忘れてしまったので、とりあえず流れを理解したい、という方
◎難しい話、細かい話が苦手。ざっくり知りたい、という方・・・などなど向け。とご理解いただければと思います(震)。

ざっくりQ&A形式でいくよ!「フランス革命」、まずは「革命前夜」から!

やさしく理解する革命前夜①~なぜフランス革命は起きたのか~

____まず、「フランス革命」を一言でいうと?

ジュリエット
ジュリエット
世界で初めて民衆が王様を倒した出来事。

____どうして有名なの?なにがすごいの?

スザンヌ
スザンヌ
それまで王様は神様のように「絶対偉い人」で、民衆にとっては雲の上の人だったのに、その力関係が変わってしまったの。それまで王様の言うことを聞くことしかできなかった民衆が、世の中の仕組みを考えていくようになったよ。

__どうして世の中の仕組みを変えようと思ったの?

オリヴィア
オリヴィア
この頃の社会は、貧しい労働者が裕福な上流階級を背負っていたんだ。貧しい人たちは逆らうこともできず、重い税をかけられ、裕福で権力のある人たちは税を払うこともない。その頂点に王様がいたんだよ。その苦しみから解放されるには、世の中の仕組みごと変えるしか、方法がなかったんだ。

___王様は嫌われていたの?

ジュリエット
ジュリエット
フランス革命時の王様、ルイ16世は民衆思いで、民衆や貴族にも支持者がいたよ。お嫁さんのマリー・アントワネットがお金を使いすぎて、お金がなくなってしまった。アントワネットは夜な夜な出歩いたり、ドレスの流行を作ったりと目立つ存在だったから、アントワネットは民衆にどんどん憎まれていってしまったよ。

___アントワネットは、貴族には好かれていたの?

オリヴィア
オリヴィア
アントワネットは自分が気に入った人としか親しくしなかったので、ルイ16世を支持する貴族でも、アントワネットを良く思わない貴族がいたよ。アントワネットは貴族の中にも敵を作ってしまったんだけど、その危うさをなかなか理解できなかったんだ。

___お金が無くなってしまって・・王様たちはどうなるの?

スザンヌ
スザンヌ
民衆にこれ以上税をかけることはもう無理なので、貴族から取ろうと考えたよ。でも、貴族から大反発を受けてしまった。それまで払ってなかったんだから、これからだってやですよ、と。

でも王宮の財政はもうカツカツ。じゃあどうしよう、と話し合いをすることになったんだ。これを「三部会」ていうよ。

やさしく理解する革命前夜②~三部会のもの別れと民衆の目覚め~

 

___「三部会」って何?

オリヴィア
オリヴィア
このころ、フランスは身分が三つあったんだ。

  • 第一身分:聖職者
  • 第二身分:貴族
  • 第三身分:平民

この3つの身分はピラミッド型になっていて、下に行くほど人数が多くなるよ。「三部会」はこの三つの身分からそれぞれ代表となる議員を出して、「税をどうするか」と話し合う会議だったんだよ。ところがとんでもないことが起きてしまう。

___「三部会」でなにが起きたの?

ジュリエット
ジュリエット

多数決で決めようとしたんだけど、この「多数決の仕方」が問題になってしまうの。三部会の出席者(議員)の数は・・。

  • 第一身分:308名
  • 第二身分:285名
  • 第三身分:621名

第三身分(平民)は、重税に苦しんでるからもうこれ以上払えない、と意見を出すよね。第二身分の貴族はさっきの説明通り「払いたくない」。じゃあ第一身分はというと・・聖職者だから貧しい人の味方!ではないんだ。

この頃の聖職者は名門貴族の出身者ばかりの特権階級で、とってもお金持ちのお坊さんばかり。聖職者という名の貴族みたいなものなの。だから当然貴族に意見が寄ってしまう。でも・・。第一身分と第二身分を足しても593票。第三身分の621票には負けてしまう。だから・・・。身分ごとに1票ずつにしよ!って言い出したの。

___身分ごとに1票にすると・・?

オリヴィア
オリヴィア
第一身分と第二身分はくっついてるから「わてら払いたくない。ここは平民さんに」。合計で2票。第三身分は「平民は払えません」で1票。ハイ、第三身分がんばって
\(^0^)/
ってことに・・。

___それは公平なの?

スザンヌ
スザンヌ
完全に出来レースです。だから、民衆は激怒。そもそもこの身分制度自体ダメじゃん!ってことになる。

 

___でも身分制度を越えることなんてできるのかな・・?

ジュリエット
ジュリエット

そこで、第三身分たちだけで議会を作ろう!ということになったんだ。ヴェルサイユ宮殿の室内テニスコートに集まって、自分たちだけの議会・・「国民議会」を発足させ、固く団結したんだ。そして・・

  • 憲法を制定すること
  • 国王が「国民議会」を正式な議会と認めるまで「国民議会」は解散しないこと

・・を誓ったよ。これを「球戯場の誓い」または「テニスコートの誓い」と言うよ。トピ画のコレね。

 

 

 

___ルイ16世はこの事態をどう扱ったの?

スザンヌ
スザンヌ

ルイ16世は「三部会」を開いたら問題を解決できる・・と期待していたんだけど、想定外の出来事が起きてしまったから、とりあえす事態を収拾しようとするよ。

「神様から王権を授けられた」絶対王政を引き継いできた王様だから、「国民議会」を認めるのは本心では迷いがあったものの、とりあえず一部の第一身分、第二身分の人にも説得して合流してもらって、「国民議会」を正式な議会として認めたんだ。

でも、実際には第一身分、第二身分の中にもこれまでの身分制度では、もう世の中がうまくいかない、と考えている者たちもいて、彼らは自主的に国民議会に参加していったの。

 

___じゃあ、民衆に追い風だね!このままうまくいくのかな・・?

ジュリエット
ジュリエット

王様に正式に認めてもらった国民議会は、約束通りいったん解散し「憲法制定国民議会」と名前を改めて、憲法を作り始めたんだ!新しい時代の幕開けだね!・・でも・・。

 

___第一身分や第二身分の人は全員納得していたの?それとも・・?

オリヴィア
オリヴィア
納得してない人てんこ盛り。且つ激おこ。なんと!平民ども出すぎたことをぬけぬけと!!・・そりゃあ、これまで自分たちが特権階級だったのにそれを変えられちゃうなんて納得できない。

・・と激おこしても、もうこの対立の炎は高くそびえたち、もうどうにもならない。あいつら本気出してきたみたいだから、じゃあ俺たちもちょっと目に物見せてやれ、と王侯貴族たちは国王に軍隊の配備を要請したよ。

 

___これからどうなっちゃうの?

スザンヌ
スザンヌ

もう王様板挟み。貴族たちを抑えることもできないけど、民衆を抑えることもできない。絶対的に支配することも、もうできない。

ブルボン王朝の王様の時代に限界が見え始める。革命の火ぶたはもう目の前に来ている・・。

・・・次回、舞台はバスティーユへ。革命の火ぶたが切って落とされる・・!

 

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