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どうしてそんなに人気者?アントワネットの魅力とは

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「決して美人ではない」という記述があるにもかかわらず、常にセンセーショナルな注目の的だったアントワネット。
モード界に旋風を巻き起こし、当代一の貴公子、フェルセンには命がけで愛された彼女には、いったいどんな魅力があったのでしょう。

今回はアントワネットの「愛されるエッセンス」を探ります。

マリー・アントワネットは薔薇がお好き

アントワネットの肖像画を見てみましょう。必ずと言っていいほど、薔薇が描かれています。この薔薇は「ロサ・センティフォリア」という品種で、アントワネットが特に好んだ薔薇として知られており、プチ・トリアノンの庭園では自ら手入れをして栽培したほど。

スザンヌ
スザンヌ
このトピ画で持っている薔薇ね
ジュリエット
ジュリエット
薔薇はギリシア神話では「美の女神の象徴」とされているわね…

アントワネットはドレスやファッションで宮廷にあたらしい旋風を巻き起こしたことが有名ですが、彼女は独自の美的センスを持っていたことでも知られています。

例えば、香水。
当時、貴族の間では香水も重要な身だしなみの一つでした。
特にルイ15世の時代ではヴェルサイユは「芳香宮」とも呼ばれ、毎日変わるがわる異なる香水の香りで満たされていたのだとか。

もちろん、王に謁見する際、香水を纏うことはエチケットの一つでした。

アントワネットが愛用していたのは、どのような香水だったのでしょうか。

オリヴィア
オリヴィア
おフランスの貴婦人っていかにも香水の匂いしそう~!

香水にも流行や個人の好みがありました。
当時好まれていたのは、濃厚で重めの香り。

ルイ15世の愛妾、ポンパドゥール夫人は麝香(じゃこう)、デュ・バリー夫人は龍涎香(りゅうぜんこう)を好んだことが知られています。

麝香はジャコウ鹿の分泌物で、別名ムスク。龍涎香はクジラの腸にできる結石が原料です。どちらも動物性で、重く、濃厚な香りが特徴です。

一方、アントワネットが好んだのは、薔薇の香り。そう、アントワネットは薔薇を愛でるだけでなく、その香りも身に纏っていたのです。

動物性の濃厚な香りが好まれていた中で、植物性の軽く、爽やかな香りを好み、入浴時にも使用したほか、香り袋も愛用していました。

また、薔薇と同じくスミレの香りも好んだ、とされています。アントワネットはスミレ色のドレスも好んで選び、肖像画には美しいすみれ色のドレスに身を包んだ姿がいくつか残されています。

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スザンヌ
スザンヌ
アントワネット様は薔薇かスミレの香り…!
ジュリエット
ジュリエット
イメージそのまんま…!

 



重いものはイヤ、アントワネットは軽やかなものがお好き

アントワネットが薔薇、スミレといった植物性の香りを好んだのは、宿敵デュ・バリー夫人が動物性の香りをつけていたから、という指摘もあります。

しかし、アントワネットの好みを追ってみるとそもそも「重たいもの」はお好きではない模様。

落ち着きがなく、飽きっぽく集中していられない、というアントワネットは勤勉な女帝であり母親のマリア・テレジアをさんざん呆れさせます。

そんなアントワネットも読書は嫌いではなかったようですが、好んだのは軽めの小説で、歴史は特に苦手で嫌煙したのだとか。

オリヴィア
オリヴィア
いや、、王妃様むしろ歴史学ばんと、、、

とことん勉強嫌いなアントワネットでしたが、その一方で音楽、舞踊といった芸術性のあるものには興味を示し、ピアノの前身である古楽器「スピネット」を弾いて楽しんだほか、自らも作曲していました。楽譜は現存しており、現代では楽天で購入できます。


マリー・アントワネット曲集 王妃様の作った愛の歌 [ 佐伯真魚 ]

スザンヌ
スザンヌ
ちょ、楽天て〜〜〜!!!
オリヴィア
オリヴィア
あ、ちなみにこの楽器が「スピネット」です

 

アントワネットはハープの名手としても知られており、ハープの楽曲も多く残されています。

アントワネットが芸術の中で特に好んだものは、舞踊(ダンス)でした。

じっとするのが苦手な一方で、一度その身を動かせばあっという間にを人々を惹きつけたというアントワネット。

その身のこなしは貴族たちに必須であった挨拶やマナーなどの所作に反映され、彼女がひとたび挨拶するだけで、その類まれな優美さにヴェルサイユの貴族たちは驚嘆せずにはいられなかったようです。

現に、アントワネットを美人ではない、と書き残したカンパン夫人も、身のこなしの美しさは手放しで称賛しています。

ジュリエット
ジュリエット
うん、それだね!美人は身のこなしが美しい!!
オリヴィア
オリヴィア
そこに漂う薔薇の香り…!おぉ、アントワネット様…!
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性格に関しては、アントワネットはやられたらやり返すという一面があり、決して内気で大人しい性格ではありませんでした。

貴族たちのプライドや虚栄心が飛び交うヴェルサイユは、別名「世界一意地悪な宮廷」という異名もあったほど。

ジュリエット
ジュリエット
あれ?さっき別名「芳香宮」って言ってたよね?
オリヴィア
オリヴィア
美しいドレスに身を包んだ貴婦人たちが、うっとりするような香りのする宮殿で、こそこそ意地悪なこと言い合ってた、ってことなんでしょう。
スザンヌ
スザンヌ
いやぁああああー!※上記、すべて文献からの記述をまとめたものです。個人的な感想ではありません。

そんな宮廷にあって、アントワネットは負けん気な一面を見せるのです。

オリヴィア
オリヴィア
そういえばデュ・バリー夫人とバチバチやってたもんね〜

古いデザインのドレスを着た目上の貴婦人を小馬鹿にしたり、からかいついでに結構なことを言っていた、という記述もあります。

気が強かったのは確かなようです。

さらに、芸術的な一面では、調度品のセンスの良さが挙げられます。この頃、贋作が横行して貴族といえども偽物をつかまされることもありました。
そんな中で、アントワネットの調度品はどれも本物ばかり。しかも現代の鑑定家から見ても間違いなく芸術性の高いものばかりで、アントワネット本人がすぐれた審美眼を持っていた言われる所以となっています。

スザンヌ
スザンヌ
センスがいい人ってお手本だよね。真似したくなる〜!
アントワネット 魅力のエッセンス

・重い香り、重い内容のものは好まない→動物性の香水やオカタイ書物はイヤ
・軽やかな香りや音楽、ダンスが好き→身のこなしもダンスの如く優美に振る舞う
・好きになったものは徹底する→薔薇の香水、入浴剤、香り袋、自分で栽培もするし肖像画にも入れる、スミレの香り&スミレ色のドレス
・存在感は優美に、精神はタフに→ふんわりした身のこなし、でも押されたら押し返す
・ハイセンスなものを選ぶ→本当にいいものだけにこだわる

そういえば、アントワネットは移り気で気まぐれともいわれていたものの、恋愛に関してはフェルセンを生涯愛し続けていますね。

ジュリエット
ジュリエット
愛着のあるものには一途だった、ってことかしら
スザンヌ
スザンヌ
気が合わなかったら一生そのまま、って感じだけど、仲良くなれたらすごく居心地いいひとかも

いかがだったでしょうか。

アントワネットの永遠の魅力、これからも追及していきたいと思います!

 

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